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ボーイング株上昇、2019年以来初の黒字-コロナやMAXの影響和らぐ

  • 調整後損益は1株当たり40セント黒字、予想は81セント赤字
  • 雇用を14万人で維持する方針、従来計画より小幅な削減

米ボーイングの4-6月(第2四半期)決算は、ほぼ2年ぶりに損益が黒字に転換した。市場では赤字が予想されていた。同社の長い歴史における最大級の財務危機を経て、業績好転の可能性が示唆された。

  28日の発表によると、調整後損益は1株当たり40セントの黒字。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は81セントの赤字だった。進展の兆しはこれだけでなく、キャッシュバーン(現金燃焼)が4-6月に7億500万ドル(約780億円)にとどまった。アナリスト予想は27億6000万ドルだった。

  今回の決算は、ボーイングが新型コロナウイルス禍や737MAX機の墜落事故2件に関連した同社固有の問題に起因する深刻な状況を抜け出しつつあることを示唆。デーブ・カルフーン最高経営責任者(CEO)は、大規模な人員削減はいったん取りやめたと説明。雇用を約14万人で維持する計画で、これはコロナ禍前の水準から13%の削減に相当する。

  28日の米株式市場で、ボーイングの株価は一時6.9%高。年初来では27日終値までの時点で3.8%高と、上昇率はダウ工業株30種平均の15%を下回っている。

  売上高は44%増の170億ドル。アナリスト予想は165億ドル。

Boeing sees postive net income first time since 2019

原題:Boeing Advances on First Profit Since 2019 as Troubles Ease (1)(抜粋)

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