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ドイツ銀、トレーディング不調乗り切る-22年収入見通し引き上げ

  • 4-6月の債券トレーディング収入は前年同期比11%減少
  • 22年収入は昨年の投資家デーで示した目標を上回る見通し

ドイツ銀行は、債券トレーディング不調の影響をライバルよりうまく乗り切り、2022年の収入見通しを上方修正した。予想外の費用が発生したとして同年のコスト削減目標は撤回した。

  28日の決算発表によると、4-6月(第2四半期)は債券トレーディング収入が前年同期比11%減少し、アナリスト予想や米大手投資銀行の平均(43%減)ほど大きな落ち込みとならなかった。22年収入は昨年の投資家デーで示した目標を上回るとの見通しを示したが、新たな目標額は示さなかった。同年のコスト削減については、具体的な数値目標を示すことをやめる。

  イェームス・フォンモルトケ最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、収入について「実に強気の兆候」があると述べ、4-6月業績が「来年に向けた確かな自信」につながったと説明した。

  発表によると、ドイツの預金保険基金への拠出増など予想外の費用により総コストは当初目標を約4億ユーロ上回る。年初以降の規制関連や法的問題への対応で内部統制への投資も必要になったという。

  ドイツ銀行は4月に今年の投資銀行業績見通しを引き上げ、同部門および全体の収入は前年比横ばいを見込んでいる。

原題:Deutsche Bank Lifts Revenue Target After Riding Out Slump (1)(抜粋)

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