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米ビザ、暗号資産購入の鈍化傾向を警戒-4~6月は大きく増加

米決済処理ネットワークのビザは、暗号資産(仮想通貨)の熱狂が沈静化しつつあることへの警戒感を示した。こうした傾向に伴いクロスボーダーの支出の伸びが弱まる恐れがある。

  4-6月(第3四半期)の米国外でのカード支出は47%増と、アナリスト予想を上回った。旅行を除くオンラインのクロスボーダー支出は56%増と、前期から12ポイント上向いた。増加分の多くを暗号資産購入が占めた。

  バサント・プラブ最高財務責任者(CFO)によれば、そのような支出には既に鈍化傾向が表れている。海外旅行が徐々に回復しているにもかかわらず、クロスボーダー支出の伸びが妨げられかねない。

 CFOはインタビューで、特に4月と5月に「暗号資産購入がかなり大きく増加した」が、「6月までに後退し始めた」と語った。

  暗号資産への支出増を受け、同社全体のカード決済額は前年同期比34%増の2兆7200億ドル(約299兆円)と、ブルームバーグが調査したアナリストの予想平均(2兆5700億ドル)を上回った。

  東京五輪のスポンサー企業である同社の4-6月の営業費用は12%増の20億7000万ドル。マーケティング費用が54%増加した。

原題:Visa Warns Frenzy in Crypto Purchases Is Beginning to Moderate(抜粋)

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