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米保健当局、マスク着用指針を再び厳格化-デルタ株の感染拡大で

更新日時
  • コロナ感染率高い地域では接種完了者でも屋内でマスク着用を勧告
  • 接種済みでデルタ株に感染した人の一部は他人に感染させ得ると説明

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米保健当局は27日、マスク着用指針を再び厳格化し、新型コロナウイルスの感染率が高い地域ではワクチン接種を完了した人でも屋内でマスクを着用するよう勧告した。デルタ変異株による感染急増に対応した。

  米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は米国民に対し、接種を完了した人でも屋内でマスクを着用する必要があるかどうかはCDCの全米感染率マップを参照するよう求めた。マップで感染率が「高い(high)」あるいは「相当程度(substantial)」とされた地域では接種の有無にかかわらず屋内でマスクを着用するのが最善だとした。

  同マップではデルタ株が猛威を振るっているアーカンソー州やルイジアナ州に加え、ほとんどの大都市が屋内マスク着用地域とされた。

  CDCは5月にワクチン接種を完了した人はほとんどの状況でマスクなどを着用する必要はないと表明しており、大きな方針転換となった。

  方針転換の原因となったのはワクチン接種による免疫でも感染を完全には防げないデルタ株だった。ワレンスキー所長は記者団との電話会見で、ワクチン接種済みの人でもデルタ株に感染した場合、一部の人は他人に感染させ得ることを示唆するデータをCDCが得たと明らかにした。

  CDCはまた、教職員や学生はワクチン接種の有無にかかわらず、屋内でマスクを着用するよう勧告した。

  ただワレンスキー所長は最善の感染予防は引き続きワクチン接種だと強調し、ワクチン接種を促進させる活動を奨励すると述べた。

原題:CDC Tells Some Vaccinated People to Mask Up as Delta Surges (1)NYC, LA Among Big Cities Joining Rural States in CDC Mask Zone(抜粋)

(新たな指針内容などを追加して更新します)
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