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米耐久財受注、6月は予想ほど増加せず-前月は大幅な上方修正

更新日時

6月の米耐久財受注は予想ほど増加しなかった。5月は民間航空機の大幅な伸びが寄与し、大きく上方修正された。

キーポイント
  • 耐久財受注は前月比0.8%増
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は2.2%増
    • 前月は3.2%増(従来発表は2.3%増)に上方修正
  • 輸送用機器を除く受注は0.3%増
U.S. durable goods orders missed estimate after strong upward revision in May

  設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は前月と同様に0.5%増加した。

  パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏はリポートで「基本的なコアトレンドはなお底堅い」とし、「成長ペースは昨年晩春の当初の回復からは減速したが、なお力強い」と指摘した。

  民間航空機・同部品は17%増加。5月は51%近い急増となり、耐久財全体の上方修正に寄与した。

  米ボーイングは6月に219機と、3年ぶりの大幅な受注を発表していた。これは前月の3倍。しかし、前月比ベースの耐久財受注は直接これが反映されるとは限らない。

  6月はコンピューター、電子機器、機械、一次金属の受注も増加した。一方、長引く半導体不足を背景に自動車・同部品の受注は減少した。

  原材料価格の高騰に加え、サプライチェーンの障害や不足から生産ペースが抑制されており、受注残は5カ月連続で増加。在庫も5カ月連続で増えた。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は0.6%増。前月は0.9%増だった。これを受け、4-6月(第2四半期)のGDP予想は微調整される可能性がある。同GDPは29日に発表される。

  耐久財受注統計によると、4-6月のコア資本財の出荷は年率10.4%増加した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Orders for U.S. Durable Goods Rise in June, Buoyed by Aircraft(抜粋)

(詳細を加え、更新します)
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