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サウジ、淡水化施設の売却取りやめ-仏エンジーや丸紅などが関心

  • 政府は株式60%の売却で約20億ドルの調達を目指していた-関係者
  • 政府の民営化計画に痛手-今年は資産売却加速させたい考えだった

サウジアラビア政府は、フランスのエネルギー会社エンジーといった投資家の関心を集めていた世界最大級の水処理施設について売却を取りやめた。同国の民営化計画に痛手となる。

  サウジ東海岸のラスアルカイル地区にある淡水化・電力施設の建設には70億ドル(約7700億円)超の資金が投じられた。政府は今年、資産売却を加速させたい考えだったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う混乱を理由に売却を停止したと説明した。

  サウジは株式60%の売却で約20億ドルの調達を目指していた。事情に詳しい関係者2人がブルームバーグに対し、情報の非公開を理由に匿名で語った。

  この施設の売却への取り組みは少なくとも、BNPパリバが金融アドバイザーに起用された2017年から進められてきた。同国が今年作成した売却先の最終候補リストにはエンジ―のほか、JERA(ジェラ)や丸紅、インドの国営電力公社NTPC、サウジのACWAパワーが名を連ねていた。

原題:
Saudi Arabia Halts $2 Billion Sale of Water Plant Stake (1)(抜粋)

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