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米上院、インフラ法案巡る超党派協議が暗礁に-民主党案を共和党拒否

  • 8月9日からの議会休会前に法案通過させる目標が危ぶまれる状況に
  • 週末の審議継続に備える必要-民主党のシューマー上院院内総務

インフラ法案を巡る米上院の協議は26日、残る全ての問題に対処するためホワイトハウスと民主党が提示した案を共和党が拒否し、暗礁に乗り上げた。議会が8月に休会に入る前に5790億ドル(約63兆9200億円)規模の法案を通過させる目標が危ぶまれる状況となった。

  民主党は25日夜、幹線道路や橋、水道、ブロードバンド、インフラ銀行創設の財源や、新型コロナウイルス対策予算の残りをどの程度インフラ支出に充当できるかについて、意見の相違を埋めるための提案を行った。

  だが交渉の事情に詳しい共和党関係者によれば、民主党は今回の提案を通じて超党派の交渉で既に解決済みの問題を再び取り上げようとしたという。

  議会は8月9日から5週間の休会に入るため、22人から成る超党派議員のグループは、法案の比較的小さい部分を巡る対立を解消しようとしている。

  民主党のシューマー上院院内総務は、超党派のインフラ法案をまとめるため週末に審議が継続される可能性に各議員は備えるべきだと発言。「重要な局面に差し掛かっている」と議場で語った。

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  議会が9月に再開するころには、政府機関の閉鎖を避けるため暫定予算を成立させる仕事に追われると考えられる。イエレン財務長官は議会に宛てた23日付の書簡で、9月に「議会が休会から戻ってすぐに」財務省が緊急措置を使い果たし、資金が底を突くシナリオが複数存在すると指摘した。

米財務長官、10月までにデフォルトと警告-債務上限引き上げなければ

原題:Infrastructure Bill Stalls as GOP Rejects Offer From Democrats; 

Schumer Threatens Weekend Work in Bid to Finish Infrastructure(抜粋)

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