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ゴールドマン、米経済成長が来年に急減速と予想-コロナの影響継続で

  • 米経済成長率、来年下期に1.5-2%のトレンドに下がると予想
  • 在宅勤務の長期化がサービス部門の回復には悪材料

ゴールドマン・サックス・グループは、米経済の成長が2022年に大きく減速する公算が大きいとの見方を示した。サービス部門の回復が弱まることが理由だとしている。

  ゴールドマンは米経済の成長率が来年下期に1.5-2%のトレンドに下がると予想。また21年7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)伸び率の予想を1ポイントずつ引き下げ、それぞれ8.5%と5%とした。

  ヤン・ハッチウス氏が率いる同行のエコノミストは、「数カ月前までは、われわれのGDP伸び率予想はコンセンサス予想を大幅に上回っているのが特徴的だった」と顧客向けリポートで説明。「現時点では当行の予想はむしろ、今後1年半に予想する減速の度合いが急であることでコンセンサス予想とは異なる」と記した。

  こうした見方は主に、新型コロナウイルス感染拡大の継続が理由。娯楽イベントや遊園地の再開、企業のオフィス復帰に予想以上に時間がかかる可能性があるほか、リモート勤務の増加がオフィス関連ビジネスやサービス支出にとって好材料とはならないと、同行エコノミストはみている。

  同リポートは「大規模接種がサービス部門の活動に大きな影響を与えた一方で、ウイルスの不安がすぐに完全に消えるとの期待は非現実的であることがますます明らかになっている」とした。

原題:
Goldman Expects U.S. Economic Growth to Slow Sharply Next Year(抜粋)

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