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犬のDNA検査企業、ソフバンクVF2主導の資金調達で7億ドル評価

  • 米エンバーク、2020年代末にかけて犬の寿命3年延ばす目標掲げる
  • 向こう数カ月で犬のデータベースは100万匹超える見込み-CEO

ソフトバンクグループの「ビジョン・ファンド2」は、犬のDNA検査を提供する米新興企業エンバーク・ベテリナリーの7500万ドル(約82億7100万円)規模の資金調達ラウンドを主導した。同社は犬の寿命を延ばす技術に取り組んでいる。

  エンバーク・ベテリナリーのライアン・ボイコ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、今回の調達は同社の価値を7億ドルと評価する内容だと語った。

  ボイコ氏は「われわれは飼い主やブリーダーにペット犬にとっての最善の将来を築くツールを提供しており、支持者を拡大したい」と発言。調達した資金は人材採用や製品開発に充てる計画だと説明した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに、人々は飼い犬にできるだけ長く生きてもらいたいとの願いを認識するようになったと語った。

  エンバークは、ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏が所有する犬のDNAプロセシングを進めており、2020年代末にかけて犬の寿命を3年延ばすことを期待している。主に米国とカナダの顧客にサービスを提供している同社は、海外への事業拡大を検討していると、ボイコ氏は説明した。

  今回の資金調達ラウンドにはFプライム・キャピタルやSVエンジェル、フリースタイル・キャピタル、スロー・ベンチャーズ、サード・カインド・ベンチャー・キャピタルなども参加した。

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エンバーク・ベテリナリーのライアン・ボイコCEOと飼い犬のハーレー

  エンバークのDNA検査「ブリードID」の価格は129ドル。この他にも200を超える健康リスクを調べる検査を提供している。

  事情に詳しい関係者によれば、同社の2020年売上高は前年比で235%増え、今年は1億ドルを超える見込み。

  ボイコ氏は同社の犬のデータベースが向こう数カ月以内に100万匹を超える見込みだと語った。同氏は、米コーネル大学獣医学部准教授である兄弟のアダム・ボイコ氏とともに15年にエンバークを創業した。

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エンバークの犬DNA検査キット

原題:SoftBank Backs Dog DNA Startup Embark at $700 Million Valuation(抜粋)

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