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Photographer: Elijah Nouvelage/Bloomberg
Cojp

米国人の生活習慣がコロナ禍で一変、家事や育児の時間増える-調査

  • 育児負担、女性の方が重く-リモート学習のサポートなどで
  • 米労働統計局が時間の使い方に関する調査を公表

米国人は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に見舞われた2020年に、子供の世話やコンピューターなどの画面に向かう時間を増やした一方、身だしなみを整える時間を削っていたことが、米労働省労働統計局(BLS)の年次調査で明らかになった。

  22日に公表された時間の使い方に関する調査からは、激動の年を生きた米国人の典型的な1日がどのようだったかを垣間見ることができる。失業を免れた人々の間では仕事が生活の中心にとどまり、仕事に1日当たり平均7.6時間(前年と変わらず)を費やした。その他の主な調査結果は以下の通り。

育児

  子供がいる人が仕事などその他活動と両立させて行う育児の時間は平均6時間強と、2019年を1時間上回った。中でも女性では約7時間と、男性より多くの時間を費やした。子供のリモート学習などをサポートする負担が女性に偏っていたことが分かる。

Work Juggle

Largest increase seen in working moms balancing work with childcare

Source: American Time Use Survey

Note: Woman living with children under 13, time spent providing childcare as a secondary activity, averages for May to December

在宅勤務

  育児と在宅勤務の間には明確な関連性が見られ、リモート勤務するようになった人の割合が女性の方でより大きく拡大したのはそれが一因のようだ。昨年は職に就いている女性の半数近くが在宅勤務し、前年比23ポイント上昇。一方、男性は前年から16ポイント上昇して36%だった。

By Degree

The higher the education, the greater likelihood of working from home

Source: American Time Use Survey

Note: Among those who worked

余暇

  米国人が余暇に費やす時間は1日当たり32分増え、5時間余りだった。子供のいない人が余暇に充てる時間は、子持ちの人より平均2時間近く多かった。テレビや携帯電話でゲームなどに興じる時間も10代を中心に増えた。

  米国人の運動時間は増えたが、低所得者や独身男性などは例外で、これらグループに属する人が身体的健康のために費やした時間は減った。また、米国人の4人に1人は身だしなみを整える時間を一切とらなかった。

Engagement Hit

Last year, 1 in 4 Americans didn't spend any time on daily grooming and fewer than 40% worked on any given day

Source: American Time Use Survey

Note: Average percent engaged in the activity per day

家事

  料理や掃除、庭仕事といった家事に割く時間は、1日当たり2時間余りと前年を上回った。家事の時間が増えたのは男女共通だが、女性の方が掃除や料理などに多くの時間を費やした。

Household Chores

Extra time spent on household activities in 2020 compared with 2019

原題:More Lawn Care, Less Hair Care: Survey Shows U.S. Pandemic Habit(抜粋)

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