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日本株は続伸、景気回復や企業業績に期待-輸出や素材高い

更新日時

東京株式相場は続伸。米株高を受けて世界的な景気回復への期待が高まった。国内では企業業績への楽観的な見方も追い風になり、幅広い業種が買われた。電機や機械などの輸出関連が高く、鉄鋼や繊維など素材株の上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比21.21ポイント(1.1%)高の1925.62
  • 日経平均株価は285円29銭(1%)高の2万7833円29銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米国では4-6月期の企業収益が予想以上に良く計画の上方修正もあり、業績を再評価している。マークイット製造業購買担当者指数(PMI)速報値の結果も良かった
  • 新型コロナ感染に対するワクチン接種状況が相対的に悪い日本の企業は米国には及ばないが、グローバル企業にとって事業環境は同じため米企業の好決算は材料視されやすい

岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト

  • 上値が重かったのは、コロナの感染拡大やワクチン接種の遅れている中での五輪開催、菅政権への不安などが海外投資家からみると受け入れ難くなっている面がある
  • 秋以降の決算発表で来期以降の業績を織り込み始める段階になれば日本株は出遅れを取り戻す可能性はあるが、ワクチン希望者の接種が終わり感染第5波が本格化するシナリオが払しょくされるのが条件だ

東証33業種

上昇率上位鉄鋼、繊維製品、海運、非鉄金属、機械、卸売、鉱業、精密機器
下落業種電気・ガス、情報・通信

背景

  • 米国の7月製造業PMI速報値は63.1-予想62
  • インフレは株式の敵にあらず、企業利益の押し上げ役とみる投資家も
  • 米国市況】株が最高値を更新、好調決算相次ぐ-米10年債利回りは1.28%
  • きょうのドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は109円90銭
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