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ECBのインフレ目標、利上げ1年~1年半前に達成必要-仏中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)の金利に関する新しいガイダンスは、インフレ率が1年-1年半以内に2%の目標に達するという見通しが立つまでは利上げを検討しないことを意味する。フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁が23日に述べた。

  ラガルドECB総裁は22日、政策委員会はECB経済予測の対象期間の「中間点」でインフレ目標が達成されることを望んでいると語った。ECBの予測期間は2-3年で、現在は2023年末までの予測が示されている。

ECBがガイダンス変更、インフレ目標の持続的達成まで金利維持

  ビルロワドガロー氏はBFMビジネス・ラジオとのインタビューで、「利上げを検討するには、2%の達成が間近に見込まれなければならない。双眼鏡を使うのではなく裸眼で視認できる範囲内だ」と語った。「非常に具体的に言うと、予測期間は2-3年であるため、目標達成は12-18カ月後に見込まれていなければならない」と説明した。

Temporary Spike

ECB sees inflation below target in medium term

Source: ECB

  ECBは今月公表した新戦略に合わせてガイダンスを変更した。予測対象期間の最後まで目標水準のインフレが続く見通しと、そのトレンドを支えるため基調的な物価動向が「十分に進んでいる」ことが必要だとした。

  ビルロワドガロー氏はまた、現在の経済状況は緩和的な政策を「完全に正当化する」とも述べた。

  ECBは22日の会合で2つの資産購入プログラムを含む他の政策手段の調整について議論しなかったが、ビルロワドガロー氏は従来からの資産購入プログラム(APP)が今年後半に議論されるだろうとの見通しを示した。

  「秋の政策委会合では、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)、APP、および資産自体に関するフォワードガイダンスを検討する」と語った。

原題:
ECB 2% Goal Must Be 12-18 Months Away Before Hike, Villeroy Says(抜粋)

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