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米失業保険申請件数、予想外に増加-季節調整難が影響との指摘も

更新日時

先週の米新規失業保険申請件数は市場の予想外に前週比で増加し、3月下旬以来の大幅増となった。労働市場は改善しつつあっても、週間ベースではボラティリティーが生じることが浮き彫りになった。

キーポイント
  • 新規失業保険申請件数(17日終了週)は通常の州プログラム下で、前週比5万1000件増の41万9000件
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は35万件
    • 前週は36万8000件(速報値36万件)に修正

  失業保険の継続受給者数(10日終了週)は324万人に減少した。

U.S. initial jobless claims unexpectedly climbed last week

米新規失業保険申請件数の推移

出所:米労働省

  失業保険申請件数はミシガンとテキサス、ケンタッキー、ミズーリの4州での大幅増加が反映された。週間データの季節調整を困難にする要素は複数あるが、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染が急拡大していることを要因に、今後数カ月の統計はボラティリティーが一段と高まる可能性がある。

  パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「自動車メーカーの年次設備再編に伴う操業停止の時期と期間が毎年異なるため、失業保険統計の季節調整は難しくなり、その影響が続いている」とリポートで指摘した。

  今回の調査期間は、月間雇用統計の調査期間と重なった。ニューヨークやオクラホマ、テネシーを含む大半の州は季節調整前ベースで前週比での減少を報告した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Surprise Gain in Jobless Claims Shows U.S. Labor Market Churn(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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