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英中銀ブロードベント氏、現在のインフレ高進は看過が正しい可能性

  • 英中銀MPC、副総裁発言でバランスは現状維持に傾く
  • 現在の値上がり、1年半から2年先のインフレ上昇を意味しない

イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は、現在のインフレ高進を看過するのは正しいかもしれないとの認識を示し、物価上昇の多くは一時的な公算が大きいと論じた。

  この発言は英中銀金融政策委員会(MPC)のバランスが当面は金融緩和縮小ではなく現状維持に傾いていることを意味し、トレーダーは利上げ開始時期の予想を後ずれさせた。英国のインフレは予想以上に加速し、過去2カ月連続で中銀目標の2%を上回った。これについてコメントしたMPC委員は、ブロードベント氏で6人目だった。

  同氏は22日公表された講演原稿で、「小売り商品の現在の値上がりが1年半から2年先のインフレ率上昇を意味するとは考えていない」とし、金融政策にとってはこうした中期的なインフレ見通しがより重要だと指摘した。

  インフレ率は年末まで中銀目標を上回り続ける公算が大きいと認めつつ、持続する可能性は低いと主張。インフレの多くは原油高によるものだとし、材木価格は最近の高値から下落しており来年初めにはインフレ率の押し下げに寄与するだろうと述べた。

U.K. inflation climbed further above the Bank of England's 2% target in June

原題:
Broadbent Says BOE May Be Right to Do Nothing on Inflation (1)(抜粋)

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