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英政府、金融危機で救済したナットウエストの持ち株をさらに売却へ

英国政府は10年余り前の金融危機で救済した銀行、ナットウエスト・グループの125億ポンド(約1兆9000億円)相当の持ち株を来年にかけてさらに売却する。ナットウエストは金融危機後初めて、民間部門が過半数株式を握る可能性がある。

  英財務省が保有する政府投資公社の22日発表によれば、市場での株式売却は早ければ8月12日に開始し、来年8月11日までに終了する。あらかじめ決められた取引計画に基づき、この期間に売却される株式はナットウエストの売買高全体の最大15%までとなっている。

  財務省はナットウエスト株をさらに手放すため、同行による直接の自社株買いや「アクセラレーテッド・ブックビルディング」など、他の選択肢も残しておく。

  英政府は現在、ナットウエスト株の54.7%を保有する筆頭株主。保有率はかつて80%を超えていた。保守党政権は持ち株の削減を繰り返し表明しているが、欧州連合(EU)離脱への政治的対応や同行の時価総額の減少などが影響し、遅れている。

  ナットウエストは株式売却計画についてコメントを避けた。

原題:U.K. to Speed Sale of $17 Billion NatWest Stake by Trading Plan(抜粋)

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