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LIBOR有力後継候補のSOFRのターム物、ARRCが推奨へ

  • スワップ市場はLIBORからSOFRに来週移行、直後にも推奨
  • デリバティブ市場の流動性不足で推奨見送っていたARRCが転換

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)からの円滑な移行を目指す米国の代替参照金利委員会(ARRC)は、指標金利の有力後継候補である担保付翌日物調達金利(SOFR)のフォワードルッキング(将来の金利を反映する)な期間構造について、近日中に支持を表明する見込みだ。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が設置したARRCは21日、SOFRのターム物金利の最善な利用法について勧告を公表した。ARRCはこれまで、デリバティブ(金融派生商品)に基づく期間構造は市場流動性が不十分だとして推奨を見送ってきたが、声明によると、26日にインターディーラーブローカーがスワップ市場でLIBORからSOFRに移行した後すぐに支持を表明する方針だ。

LIBOR、後継候補最有力のSOFRに追い風-スワップ取引で提案
  SOFRに期間構造がないことが、特に機関投資家向けローンなどの現物市場においてここ数カ月、SOFRの幅広い採用を妨げてきた。

  ARRC委員長を務めるトム・ウィップ氏は21日、同委員会はターム物SOFRの流動性が十分であることを確認するためデリバティブ市場の質的および量的要素を検討するとともに、26日以降の活動の動向についての予測を行うと述べた。

  ARRCは3月に、SOFRのデリバティブ市場の流動性が不十分なため当初予定していた年央までにSOFRのターム物金利を推奨することができず、年末まででも保証できないとしていた。

LIBOR代替、ターム物流動性に不安-まだ推奨できずと参照金利委

原題:
Libor Replacement’s Long-Awaited Term Rate Imminent, ARRC Says(抜粋)

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