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東京で8月に3000人感染も、医療ひっ迫「可能性高い」-尾身氏

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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は20日、8月の第1週には東京で1日当たりの感染者数が過去最多の3000人近くまで増加するとの見通しを示した。

  日本テレビの番組に出演した尾身氏は、「このままのスピードで感染が広がるとおそらく2週間後には2倍になり、いわゆる第3波のピークを超える可能性が出てきた」と語った。3000人に近い数字になるのかとの問いには「そういうことだ」と述べた。東京では第3波のピークに当たる1月7日に2520人の感染が確認された。

  尾身氏は、ワクチン接種が進んでいるものの、東京では入院者数が増加していることから「医療のひっ迫が起きてくる可能性が極めて高い」と指摘。「この1、2カ月はもうひと頑張りしてほしい」と感染防止策の徹底を改めて呼び掛けた。

  加藤勝信官房長官は21日の記者会見で、尾身氏の見通しについて「そうした状況にならないように、国民の協力をいただきながら感染拡大防止にしっかり努める」と述べた。ワクチン接種を進めることで「一進一退を続ける感染状況を脱していく」とも語った。

  東京都では20日、新たに1387人(前日727人)の感染が確認された。重症者は60人(同60人)だった。感染者数の増加は目立つが、高齢者の割合は低下し、重症者数は横ばいで推移している。

東京都のコロナ感染状況

新規感染者数

出所:東京都

(加藤官房長官の発言を追加しました)
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