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ロシアのパイプライン対応、米独が制裁匂わせる合意草案-関係者

  • ロシアがウクライナを遮断、侵攻ならドイツは国家として行動辞さず
  • 合意文書は意図的に曖昧に、ロシアに情報与えず-米政府高官

ロシアとドイツを結ぶ海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」を巡り、米国とドイツが合意に近づいている。ブルームバーグ・ニュースが入手した合意文書の草案によると、ロシアがウクライナに対する武器としてエネルギーを活用する場合、ドイツは制裁やその他の報復措置をとる構えだ。

  草案通りとなれば、ロシアがこうした行動に出る際にドイツは国家として行動に出る。行動の具体的な内容は記されていない。メルケル首相はこれまで、ノルドストリーム2を巡り対ロシアでドイツ独自の措置をとることに消極的だったため、同首相が譲歩した可能性がある。

  草案によると、ロシアがエネルギーを武器として活用しようとしたり、ウクライナ侵攻を企てたりする場合には、ドイツは独自で行動すると同時に、ロシアのエネルギー輸出を制限する制裁などを含め、欧州連合(EU)としての対応も働き掛ける。

  匿名の米政府高官によると、草案の表現はロシアに対抗措置の概要を知らせたくないために意図的に曖昧にされている。対抗措置にはロシアからドイツへのガス輸出制限が含まれ得ると、高官は示唆した。

関係記事:米独首脳、ロシアの影響力抑制で一致-天然ガスパイプライン計画巡り

原題:
U.S., Germany Send Russia Warning in Draft Nord Stream 2 Accord(抜粋)

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