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UBS、4-6月は予想上回る利益-新規資産と手数料収入が増加

更新日時
  • 純利益は20億ドル-アナリスト予想の13億ドルを上回る
  • ウェルスマネジメント部門の経常的な手数料収入は30%増

スイス最大の銀行UBSグループの4-6月(第2四半期)決算は、新規資産と手数料収入が増え、市場予想を上回る利益となった。一方で、顧客活動が鈍化するとの見通しも示した。

  4ー6月の純利益は20億ドル(約2190億円)と、アナリスト予想の13億ドルを上回った。プライベートバンキング・資産運用事業の投資資産は前期比4%増の約4兆5000億ドル。ウェルスマネジメント部門の経常的な手数料収入は前年同期比30%増加し、取引ベースの利益は16%増加した。

  同行は投資銀行業務からより安定的なウェルスマネジメント事業に軸足を移したが、その後、ラルフ・ハマーズ最高経営責任者(CEO)は相場上昇や顧客需要の恩恵にあずかっている。

  UBSの決算発表を受け、同行の株価は20日のチューリヒ市場で一時4.8%高となった。

  ウェルスマネジメント事業の4-6月は、手数料収入を生む新規資産が全地域で計250億ドルの純流入となったほか、富裕層向けの新規融資を正味で70億ドル行った。

Key Speakers at Markets for Europe Conference

ラルフ・ハマーズCEO

  UBSは7ー9月(第3四半期)について、「顧客の活動が4-6月と比べ低下するなど、収入が季節的な要因の影響を受ける」と予想。資産価格上昇は手数料収入にはプラス効果になるとしながらも、「環境や景気回復を巡る不確実性継続」に警戒感を示した。 

  ハマーズCEOは同日の電話会見で、UBSは10-12月(第4四半期)に新たな財務目標の設定を含めた最新版の戦略を投資家に提示する計画だと述べた。

  UBSは4-6月に再編経費として8900万ドルを計上。1-3月(第1四半期)には3億ドルの経費を示唆していたことから、見込まれていたほど人員削減は多くなかった可能性が示されている。

ハマーズCEOが決算について語る

原題:UBS’s Surge in Wealth Management Fees Drives 63% Profit Jump (3)(抜粋)

(4段落目以降を追加して更新します)
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