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豪ビクトリア州がロックダウン延長、シドニーからの人の往来遮断

  • コロナ禍で5回目となるロックダウン、7月27日まで1週間延長
  • 「まだ封じ込められていない感染経路がある」と州首相

オーストラリアのビクトリア州(州都メルボルン)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)入り以来5回目となるロックダウン(都市封鎖)を延長した。当局はデルタ変異株の封じ込めに追われている。

  ビクトリア州のアンドルーズ首相は20日、記者団に対し、市中感染の新規感染者が2日連続で13人となったことを受け、外出制限を27日まで7日間延長すると説明した。同州は貨物の運転手などのエッセンシャルワーカーや人道上の理由がある場合を除きシドニーからの人の往来を事実上、遮断するという。

Lockdown Continues In Victoria Following Delta COVID-19 Outbreak

人影がまばらのバークストリート(メルボルン、7月20日)

  さらにアンドルーズ首相は早期再開を期待しているが、感染経路が不明なケースが増えるリスクがあると指摘。「まだ封じ込められていない感染経路がある」と述べた。

  感染力の強いデルタ株の流行は、ワクチン未接種の運転手が先月、航空会社の搭乗員を輸送した際に感染したところから始まり、豪州南東部の当局は対応に苦慮している。これまでの外出制限は国内人口の半数近くが対象となっており、昨年、約30年ぶりにリセッション(景気後退)入りした経済の持ち直しに水を差している。

Lockdown Continues Across Sydney As NSW Continues To Record New COVID-19 Cases

新型コロナの検査拠点(シドニー、7月20日)

原題:
Australia’s Victoria Extends Lockdown, Shuts Border to Sydney(抜粋)

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