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中国の到家が米IPO計画停止、当局の審査強化踏まえ-関係者

  • 到家は今月、米IPOを正式申請-当初は最大約550億円規模目指す
  • 当局からの詳細な指針待つ-すぐにIPOを実施することはない

中国で家事代行サービスのプラットフォームを展開する到家が、米国での新規株式公開(IPO)計画を停止した。事情に詳しい関係者が明らかにした。中国当局は国外上場とサイバーセキュリティーに関する審査を強化している。

  非公開情報だとして匿名を条件に述べた関係者によれば、到家は今月、米国でのIPOを正式申請したが、当局からの詳細な指針を待っており、すぐにIPOを実施することはない。

  到家は当初、最大5億ドル(約550億円)規模のIPOを目指していたと関係者は説明。国家インターネット情報弁公室は10日、100万人を超えるユーザーのデータを保有する国内企業が国外上場を目指す場合、サイバーセキュリティーに関する審査申請が必要になると声明で発表した。

中国、海外IPOルール厳格化へ-ほぼ全ての企業対象

  中国でソーシャルメディアや電子商取引を手掛けるスタートアップ、小紅書も米国でのIPOを計画を棚上げした。中国当局は配車サービスの滴滴グローバルに対する調査を同社の米上場直後に着手。当局は滴滴のアプリ削除を国内のアプリストアに命じ、国内企業の国外上場に対する審査の強化を表明した。

  関係者によると、到家の協議は進行中で、引き続きIPOを実施する可能性もある。同社のIPO計画停止はIFRが先に報じていた。到家の担当者はコメントを控えた。

原題:Daojia Becomes Latest Chinese Company to Pause U.S. IPO Plans(抜粋)

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