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ペルー大統領選、左派カスティジョ氏の勝利確定-フジモリ氏敗北

更新日時
  • 選挙管理当局が19日夜、6月6日の大統領選決選投票の結果を公表
  • カスティジョ氏は今月28日に大統領に就任する予定

南米ペルーの次期大統領に急進左派のペドロ・カスティジョ氏が当選した。選挙管理当局が19日夜、6月6日実施された大統領選決選投票の結果を公表した。

  数週間にわたり投票の再集計要請や訴訟騒動が起きていたが、カスティジョ氏(51)の当選確定で政治的な不透明感の払拭(ふっしょく)につながる見通しだ。同氏は28日に大統領に就任する予定。

  6カ月前はほとんど無名だったカスティジョ氏が、ペルーで最も有力な政治家一族出身の右派指導者ケイコ・フジモリ氏を僅差で破った。フジモリ氏は決選投票で不正行為があったとして再集計を求めてきたが、19日に選管当局の決定を受け入れると表明。ただ、カスティジョ氏の当選については「非合法的」な方法だったと主張した。

Peru Signals Leftist Revival Will Spread Across Latin America

カスティジョ氏(6月10日)

  カスティジョ氏は選管当局の発表後に首都リマで支持者に対し、「フジモリ氏にこれ以上障壁を作らないよう求める。この国を前進させるためにさらなる障壁を作るのはやめよう」と述べた。

  メキシコのロペスオブラドール大統領や米州機構(OAS)のアルマグロ事務総長からカスティジョ氏に祝辞が寄せられた。

  小学校教員で労働組合活動家のカスティジョ氏は、マルクス主義を掲げる政党に所属し、国政の経験はない。教育や医療に重点を置く考えを示している。中南米での左派復活の立役者となっており、新型コロナウイルス感染拡大による荒廃を受けて広がるエリート層への幻滅を象徴する存在となっている。

原題:Leftist Castillo Declared Peru President After Weeks of DisputeLeftist Castillo Faces Divided Nation as Next Peru President (1)(抜粋)

(第3段落以降を追加して更新します)
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