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シューマー氏、21日採決の方針固める-インフラ案審議開始の是非巡り

  • 採決の行方は不透明、超党派は財源確保の方法でまだ決着していない
  • 共和党側は21日までには合意に達しない見込みだと指摘している

超党派の米上院議員グループが詰めの取りまとめ作業中の5790億ドル(約63兆4000億円)規模の米インフラ投資計画について、民主党のシューマー上院院内総務は審議を開始するかどうかを巡る採決を21日に行う方針を固めた。ただ採決の行方は不透明だ。

シューマー氏、21日に期限設定-インフラ案と支出・税制計画巡り (1)

  インフラ計画の交渉を担う超党派議員団は法案文面に落とし込めるよう詳細を詰める作業に数週間にわたって取り組んでいるが、この週末も合意に至らなかった。合意の要となる財源確保の方法でまだ決着していない。

米インフラ投資計画、税務執行強化案を取り下げ-共和党の有力議員

White House Agenda Gains Senate Ground With Big Hurdles Remaining

シューマー上院院内総務

  シューマー氏の手続き上の方針を受け、民主・共和の議員22人で構成される超党派グループには圧力がかかる。その一方で、合意形成に向けた勢いがそがれ、同氏は手痛い敗北を喫するリスクもある。

  共和党側は21日までには合意に達しない見込みだと指摘しており、何人かは法案が手元になければ審議開始を支持しないと警告している。共和党のマコネル上院院内総務は「採決に向かう前に法案を確認したい。それはかなり容易に理解できることだろう」と語った。

米共和党議員、インフラ計画は期限に間に合わず-シューマー氏けん制

  シューマー氏は8月の議会休会前にインフラ計画に関する上院採決を実施したい考えを表明してきた。21日の採決について同氏は「単に上院本会議でのプロセス開始に関するものになる」と述べた。

  審議開始に関する採決で可決されるには民主党会派の議員50人全員と共和党議員10人の支持が必要。支持が60票に届かなければ、シューマー氏は後日、採決を再度試すことも可能だが、今月の予定に狂いが生じる。

原題:
Schumer Tees Up Uncertain Wednesday Vote on Infrastructure (1)(抜粋)

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