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宇宙技術の新興企業、過去最大規模の資金調達-著名資産家の宣伝効果

  • 昨年は宇宙関連の新興企業へのベンチャーキャピタル投資が55億ドル
  • ベゾス氏やブランソン氏のロケット事業、宇宙旅行の望みを後押し

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資産家であり、宇宙ビジネスの起業家でもあるジェフ・ベゾス氏やリチャード・ブランソン氏は、ここ数年間で商業用宇宙旅行に対する世間の注目や実現性を高めてきた。

  宇宙事業の大々的なアピールのおかげで、新たな宇宙競争をSFの世界から現実のものにするインフラを構築するスタートアップ企業には資金が流入している。

  宇宙関連テクノロジーは、地球上だけでなく軌道上や宇宙探査向けなどに使用する製品やサービスなどをあらゆる企業が手掛けており、市場規模は2000億ドル(約21兆8800億円)に上る。市場調査会社ピッチブックによれば、こうした企業へのベンチャーキャピタル投資は昨年、過去最大の55億ドルに達した。今年は年初来の6カ月間で94件の投資、計36億ドルを調達しており、昨年を上回る勢いだ。

To Infinity and Beyond

Venture capital investments in space tech have tripled since 2017

Source: PitchBook

  宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスを創業したブランソン氏は先週、宇宙船「VSSユニティ」の試験飛行に成功。米アマゾン・ドット・コム創業者のベゾス氏は20日、自身が率いる宇宙ベンチャー企業ブルーオリジンの宇宙船で宇宙に出発する。

  これまで過去に投じられてきた資本の大半は、衛星通信や画像などを含む地球上で使用するための技術を手掛ける企業向けに集中していた。しかしますます高まる地球外の探索意欲は、期待されている「宇宙のための宇宙経済」を盛り上げると、ピッチブックのアナリスト、ライアン・バスワニ氏が最近のリポートで指摘した。

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原題:Space-Tech Startups Raise Record Funding Amid Billionaire Hype(抜粋)

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