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サッカー南ア代表選手2人が新型コロナ感染、選手村で初の陽性

更新日時
  • 該当選手らは隔離治療中、南ア7人制ラグビー監督も陽性確認
  • 菅首相に厳しい世論、安全で安心なオリンピック「できる」回答2割

東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、選手村で行われた新型コロナウイルスの検査で、海外の代表選手2人が陽性だったと発表した。南アフリカのサッカー協会は、代表チームの選手2名が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

  組織委が明らかにした文書によると、選手村に入村した選手としては初めての報告。東京大会に関連した陽性者は計55人となった。

  また、千葉県印西市は19日、同市で事前合宿している米国の女子体操選手団の10代選手1人が新型コロナ陽性と確認されたと発表した。同選手は15日に入国。別の選手1人が濃厚接触者として宿泊施設で待機している。

  23日に開幕する東京大会は、会場の多くが無観客で行われる初めての大会となる。都内では新型コロナウイルス感染者が急増中で、政府は今月初め、4回目の緊急事態宣言を出した。先週土曜の17日には1410人の新規感染が都内で報告されたが、これは1月21日の1471人以来の高い水準だ。

  南アのサッカー協会によれば、陽性となったのは23歳以下の男子で構成されるチームのうち、タビソ・モンヤネ(Thabiso Monyane)選手とカモヘロ・マフラツィ(Kamohelo Mahlatsi)選手を含む3人で、現在は隔離されて治療が行われている。このほか7人制ラグビーのニール・パウエル監督も感染が確認された。

  こうした中、「安全で安心な」オリンピックを掲げる菅義偉首相にはプレッシャーが増している。毎日新聞と社会調査研究センターが17日に実施した世論調査によると、安全で安心な形でオリンピックを開催できると思うかとの問いに「できると思う」との回答は19%にとどまり、「できると思わない」は65%に達した。また、五輪を楽しみにしているかとの質問に「楽しむ気持ちになれない」との回答は48%にのぼった。

  多くの日本人が東京大会に反対する理由は、ワクチン接種で先進7カ国(G7)の他の国に後れを取る日本で、新型コロナの感染拡大につながりかねないからだ。ブルームバーグのデータによると、日本で接種を終えたのは人口の約20%に過ぎない。

  国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は先日、とても厳しいコロナ対策を「実施しているし、効果は上がっている」と述べていた。

(第3段落に千葉県印西市での陽性者確認の発表内容を追加します)
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