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長期債が上昇、米金利低下を受け買い優勢-金余り背景の需要も支え

更新日時

債券相場は長期債を中心に上昇。米長期金利がこの日の時間外取引で低下したことや、金余りを背景とした債券需要の強さから買いが優勢だった。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.01%
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.39%
  • 長期国債先物9月物の終値は10銭高の152円36銭。前週末の夜間取引が堅調だった流れを引き継ぎ買いが先行。米長期金利が時間外取引で低下したことを受けて一時152円43銭まで上昇し、その後は上げ幅を縮めた
先物中心限月の推移

  

市場関係者の見方

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 米長期金利が時間外取引で低下したことで先物が連動して買われ、10年債も追随して買われた
  • 銀行部門全体の預貸ギャップ拡大を背景とした投資家の需要が相当強い
  • 米長期金利が1.2%を割り込めば10年債利回りはマイナスを試す展開も

みずほ証券の松崎涼祐シニアマーケットアナリスト

  • 午前中は米長期金利が時間外取引で低下したことを受けて先物、現物とも買われたが、午後に入り動きが止まった
  • 10年債利回りゼロ%が視野に入り高値警戒感から上値は重い
  • あすの流動性供給入札を前に金利低下を試す動きは出にくい

背景

  • 16日の米10年物国債利回りは前日比1bp低い1.29%程度で終了。この日の時間外取引で一時1.26%近辺に低下

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立
-0.125%0.010%0.390%0.645%0.715%
前週末比 -横ばい-0.5bp-0.5bp+0.5bp横ばい
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