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【米国市況】株下落、消費者マインド悪化で上げ失う (訂正)

訂正済み

16日の米株式相場は下落。米経済指標で消費者マインドの悪化が示され、経済成長の持続性に対する懸念が増大した。

  • 米国株は下落-エネルギーや素材、小型株の下げ目立つ
  • 米国債は小動き、10年債利回り1.29%
  • ドルが上昇、米中関係緊張などで-ポンドは安い
  • NY原油は小反発、週間では3月以来の大幅安
  • NY金は反落、国債利回りの下げ止まりで

  S&P500種株価指数の業種別では、エネルギーや素材の下げが目立った。アマゾン・ドット・コムは続落し、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数の重しとなった。小型株の下げがきつく、ラッセル2000指数は週間ベースで昨年10月以来の大幅安となった。

  S&P500種は前日比0.8%安の4327.16。ダウ工業株30種平均は299.17ドル(0.9%)安の34687.85ドル。ナスダック総合指数は0.8%低下。ニューヨーク時間午後4時20分現在、米10年債利回りは約1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.29%。週間ベースでは3週連続の低下となった。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏は「投資家は次の展開について思案している。こういう時は相反する流れが見られる」と指摘。「企業決算はこれまで堅調だが、この先どうなるかについては不透明感がある」と語った。

  米国株は寄り付きで上昇したが、7月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)が予想外の低下を示した後に下落に転じた。同指数はブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の全てを下回った。

  外国為替市場ではドルが主要通貨の大半に対して上昇。ドルは予想を上回る米小売売上高に支えられたほか、米中関係の緊張で逃避需要も集めた。ポンドは主要10通貨の全てに対し下落。英当局が新型コロナウイルス関連の一部規制を復活させる可能性を示し、ポンド売りとなった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。週間ベースでは0.6%高と、1カ月ぶりの大幅上昇だった。ドルは対円では0.2%高の1ドル=110円04銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1806ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は小反発。ただ、新型コロナの感染再拡大が足元の石油消費見通しを暗くしていることから、週間では3月以来の大幅安となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は前日比16セント(0.2%)高の1バレル=71.81ドルで終了。週間では3.7%下げた。ロンドンICEの北海ブレント9月限は前日比12セント高の73.59ドル。

Oil set for second weekly loss as headwinds emerge

  ニューヨーク金相場は反落。今週のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派発言で低下していた国債利回りが日中わずかに上昇したため、金売りが優勢になった。

  金スポット価格はニューヨーク時間午後1時47分現在、前日比0.8%安の1オンス=1814.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.8%安の1815ドルで終了した。週間では4週連続の上げとなった。

原題:Record Stock Rally Stalls With Inflation Rising: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Poised for Best Week in a Month; Pound Drops: Inside G-10(抜粋)

Oil Posts Biggest Weekly Loss Since March on Virus Comeback(抜粋)

Gold Trims Fourth Weekly Gain as Powell Defends Fed Stimulus(抜粋)

(第3段落の米10年債利回りを上昇から低下に、ブレットポイントの当該項目を小動きにそれぞれ訂正します)
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