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米消費者マインド、予想外の低下-インフレで消費環境が一変

更新日時

7月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想外に下げ、5カ月ぶり低水準となった。物価上昇への懸念が高まり、高額商品の購入環境が大きく悪化した。

キーポイント

  • ミシガン大消費者マインド指数(速報値)は80.8
    • 2月以来の低水準
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(中央値86.5)の全てを下回る
    • 6月の確定値は85.5
  • 1年先のインフレ期待は4.8%に上昇-2008年8月以来の高さ
  • 5-10年先のインフレ期待は2.9%-前月2.8%
Gauge of U.S. consumer sentiment falls as price concerns rise

消費者マインド指数と1年先のインフレ期待の推移

出所:ミシガン大学

  ミシガン大消費者調査ディレクターのリチャード・カーティン氏は、「インフレは特に低所得層と中間所得層において生活水準をさらに圧迫し、特に高所得層においては高額な裁量支出を見送る原因になった」と文書で説明した。

  カーティン氏は住宅や自動車、家庭用耐久財の価格上昇を訴えた消費者がこれまでで最も多かったとも指摘。耐久財購入を巡る消費者の見方を示す指数は101と、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となって間もない昨年4月以来の低さだった。

  自動車と住宅の購入についての見方は、1982年以来の水準に悪化。住宅購入環境が良好だと回答したのはわずか30%と、1982年9月以来の低水準となった。

  現況指数は84.5(前月88.6)と、昨年8月以来の低さ。期待指数は78.4(前月83.5)と、5カ月ぶり低水準だった。

  • 統計表

原題:Faster Inflation Takes Toll on U.S. Consumer Sentiment in July(抜粋)

(統計の詳細とチャート画像を追加します)
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