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FOMCは金利サイクルを葬り去った-ウェルズFのパテル氏

中央銀行がインフレを制御するために政策金利を引き上げるという従来の金利サイクルは、少なくとも今の時点ではなくなった。そう指摘するのは、米ウェルズ・ファーゴ・アセット・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、マーガレット・パテル氏だ。

  投資の世界に30年以上身を置くベテランのパテル氏は16日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米金融当局の現在の政策は、通常考えるような金利政策を本質的に捨て去ったと指摘した。同氏はファンド3本(運用資産額は合計22億ドル=約2420億円)を運用するチームを率いる。

  同氏は「もはやサイクルはなくなったと私は考えている」とし、「経済の低成長と極めて低いレンジの利回りが長期化する軌道を、米金融当局は決定的にしたようだ」と述べた。

ウェルズ・ファーゴ・アセット・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、マーガレット・パテル氏

Source: Bloomberg

  米金融当局の成長支援が続いている影響は、米10年債利回りに表れている。同利回りは現在1.32%付近にある。

  パテル氏は「米国債のイールドカーブ(利回り曲線)は金融当局の行動にずっと押さえつけられている」とし、「当局は短期金利を低く抑えると同時に、期間が長めの米国債の大量購入を長期間続けている」と付け加えた。

  その上で、他の主要7カ国(G7)の国債利回りは米国よりさらに低いとし、「米10年債利回りが1.30%前後であれば、まずまずの投資対象になりそうだ」と述べた。

原題:Bond Market Vet Patel Says Fed Has Killed Interest Rate Cycle(抜粋)

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