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きょうの国内市況(7月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日続落、米大型株安と国内新型コロナ拡大-医薬や精密安い

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  東京株式相場は3日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がハト派的な姿勢を維持したことなどから前日の米長期金利が低下。米国で株価上昇をけん引してきた大型ハイテク株などグロース(成長)銘柄が売られ、国内でも電機や精密、医薬品、情報・通信などのグロース銘柄を中心に下げた。国内の新型コロナ感染者増加も懸念要因となった。

  • TOPIXの終値は前日比7.42ポイント(0.4%)安の1932.19
  • 日経平均株価は276円01銭(1%)安の2万8003円08銭

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

  • 今日の日本株は主体性がなかった。来週は営業日の制約もあり、緊急事態宣言やファーストリテイリングの予想修正などで再来週から本格化する国内企業の決算は見通しづらくなった
  • 新型コロナ変異株は1回のワクチン接種では効かないとのことで、日本の働き手の多くは1回打ったかどうかの状態。今後の感染動向が懸念され、陸運や空運など経済再開銘柄には重しになった

東証33業種

下落率上位医薬品、精密機器、鉱業、陸運、その他製品、石油・石炭、建設
上昇率上位海運、鉄鋼、非鉄金属、証券・商品先物、ガラス・土石、輸送用機器

●債券は下落、高値警戒感で売り優勢-20年金利上昇は短期的との見方も

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  債券相場は長期債を中心に下落。世界的な金利低下観測の強まりを背景に、新発10年債利回りがゼロ%に近づいたことで高値警戒感から売りが優勢となった。米国の長期金利が時間外取引で上昇したことも相場の重しになった。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.02%、一時0.01%
  • 長期国債先物9月物の終値は8銭安の152円26銭。米長期金利低下を受けて買いが先行して午前に152円42銭まで上昇したが、その後は売りが優勢となり、一時152円16銭まで下落した

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 10年金利がゼロ%に近づくにつれて需要の減退や高値警戒感が意識されたとみている
  • 20年金利の上昇は短期的なもので、入札後からレンジの下限に近い水準まで低下が進んでいたため、一部で益出しの売りが入った面があり、海外金利が低位安定している限りは今後上昇基調に転じるということではないだろう
  • 日銀決定会合の債券相場に対する影響は限定的
    • 政策変更の見込みは相当に限定されているため、少なくとも短期的な金利変動を促す可能性は乏しい

●ドル・円は小幅高、米長期金利の反発受け-日銀会合の影響は限定的

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。米長期金利の反発や株価の下げ幅縮小を受けてドル買い・円売りがやや優勢となった。日本銀行がこの日、金融緩和策の現状維持を決めたが、為替相場への影響は限定的。ニュージーランドドルはインフレ加速を受けて上昇。

  • ドル・円は午後3時17分現在、前日比0.1%高の1ドル=109円97銭。朝方の109円73銭から一時110円07銭まで上昇
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数はほぼ変わらずの1144.34。前日は0.2%上昇
  • NZドル・ドルは0.5%高の1NZドル=0.7020ドル

ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミスト

  • ドル・円は米長期金利の上昇・横ばいに応じた値動き。株価の下げ渋りもリスク回避の円高圧力を弱めている
  • 日銀会合の結果発表後に為替は全く動かず、市場関係者の関心の低さが示された。黒田東彦総裁の記者会見では、今回の会合で骨子案を決めた気候変動オペの詳細や、新型コロナ感染動向を背景とした最新の景気・物価認識に注目したい
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