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菅内閣支持率、発足後初めて3割切る-ワクチン「遅い」7割

更新日時
  • 不支持率は49.8%に増加、「真摯に受け止めていきたい」と官房長官
  • 政党支持率は自民が21.4%で公明も下落、立憲は4.5%に増加
菅義偉首相

菅義偉首相

Photographer: Nicolas Datiche/Sipa

菅義偉内閣の支持率が、7月の世論調査で29.3%となったと時事通信が16日報じた。政権運営が困難な「危険水域」といわれる3割を発足後初めて下回った。

  調査は9-12日に実施した。支持率は前回6月の調査から3.8ポイントの下落だった。不支持率は49.8%で5.6ポイント増加した。

  菅首相が感染対策の「切り札」と位置付けるワクチン接種の進展に関しては、「遅い」が71.5%と、「順調」の17.7%を大きく上回った。

  加藤勝信官房長官は記者会見で、支持率には「一喜一憂はしない」としながらも、調査で示された民意を「真摯(しんし)に受け止めていきたい」と語った。

  東京五輪開幕が1週間後に迫るが、緊急事態宣言下の都内では連日1000人超の新型コロナウイルス感染者が確認されている。一部自治体でのワクチン供給不足や酒類の取引停止要請を巡る混乱でも批判の声が多く、菅政権は苦境に追い込まれている。

  政党支持率は自民党が前月比1.4ポイント減の21.4%、公明党が同1.2ポイント減の2.5%と与党がそろって下落した。一方で立憲民主党は、1.6ポイント増の4.5%となった。

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(世論調査の詳細を追加しました)
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