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NZのインフレ率が急上昇、中銀目標を上回る-利上げ予想強まる

  • 4-6月のCPIは前年同期比3.3%上昇-エコノミスト予想上回る
  • 市場に織り込まれた8月の利上げ確率は90%、従来の70%から上昇

ニュージーランド(NZ)統計局が16日発表した4-6月(第2四半期)消費者物価指数(CPI)は、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)の目標レンジを10年ぶりに上回った。来月にも利上げ局面に入るとの見方が強まった。

  4-6月のCPIは前年同期比3.3%上昇となった。伸び率は1-3月(第1四半期)の1.5%の2倍余りで、2011年以来の高水準。エコノミスト予想は2.7%上昇だった。CPIは前期比では1.3%上昇と、これもエコノミスト予想(0.7%上昇)を上回った。

  NZ経済は過熱気味で物価上昇につながっている。旺盛な需要で企業は値上げできる状況にあり、労働力不足で賃金も上昇する可能性がある。NZ中銀は14日、量的緩和(QE)を停止すると発表した。これは利上げの前触れとも受け取れる。中銀はインフレ率について1ー3%の中間点付近を目指している。

NZ中銀が量的緩和を今月停止、刺激縮小へ-早期利上げ観測も (3)

  発表を受けてNZドルは上昇。ウェリントン時間午前10時53分(日本時間同7時53分)現在、1NZドル=0.7013米ドル。発表前は同0.6991米ドルだった。市場に織り込まれた8月の利上げ確率は90%と、これまでの70%から上昇し、今年中に2回の利上げがあるとの見方も強まった。

原題:New Zealand Inflation Surge Reinforces RBNZ Rate-Hike Bets (1)(抜粋)

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