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ソニーを解雇された黒人女性マネジャーが提訴、人種差別や報復で

  • 黒人歴史月間のビデオ参加依頼後に扱いが悪化と女性は主張
  • 多様性と公平性、インクルージョンはソニーの「中核」-広報担当

ソニーは人種差別と報復を受けたと主張する黒人の元アカウントマネジャーから提訴された。上司からの支援がないと人事に苦情を述べた後に人種的中傷や業務妨害に苦しんだと元マネジャーは訴えた。

  米カリフォルニア州サンディエゴの州裁判所に14日に提出された訴状によれば、元マネジャーのドゥワニカ・モニカ・ヒル氏は、黒人歴史月間のためにソニーが制作したビデオへの参加を求めた後、自身の扱いが悪化し、最終的には解雇につながったと主張。ヒル氏は自らの経験について、自身がダイバーシティー(多様性)推進のための割り当てを満たすために採用されたことと、意見を率直に言ったことに対する罰として報復を受けたことを示唆していると述べた。

  ソニーは部外秘の人事問題についてはコメントしないとした上で、訴えを真剣に受け止め、徹底的に調査すると説明。広報担当のローズマリー・フリン・スミス氏は電子メールで「ダイバーシティーと公平性、インクルージョン(包摂)は、ソニーにとって地域的にも世界的にも中核を成す」と述べた。

  訴状にはヒル氏の上司によるものとされる一連の人種差別発言が記載されており、「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大切)」運動で黒人が過剰に力を持ったと感じるようになったが、彼らは「与えられたものに感謝」すべきだといった発言などが含まれている。

  この上司はさらに、自分としては黒人が「身の程を知る」ことを望むとし、カマラ・ハリス氏が米副大統領になれたのは人種的平等を求める運動からの圧力があったことだけが理由だと述べたとされる。

原題:
Sony Accused of Racial Bias by Black Manager Who Was Fired(抜粋)

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