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米鉱工業生産指数、6月は製造業が予想外に低下-自動車が低迷

更新日時

6月の米鉱工業生産指数統計では製造業の生産指数が市場の予想外に低下した。特に自動車メーカーで供給不足が続いていることや、資材コストの急騰が背景にある。

キーポイント
  • 製造業の生産指数は前月比0.1%低下
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.3%上昇
    • 前月は0.9%上昇
  • 鉱工業生産の総合指数(鉱業と公益事業含む)は0.4%上昇
    • 市場予想は0.6%上昇
    • 前月は0.7%上昇(速報値0.8%上昇)に下方修正
Materials shortages at automakers lead to decline in U.S. factory output

米製造業生産指数の推移(前月比)

出所:FRB

  力強い個人消費や企業の設備投資を背景に製造業の受注は好調を維持しているが、原材料の供給不足や出荷遅延、熟練労働者の不足などで生産が抑制されている。製造業者は投入価格の上昇にも対応を余儀なくされている。

  6月は自動車の生産が6.6%低下。前月は7.3%上昇だった。米自動車メーカーは世界的な半導体不足で制約を受けており、ディーラーでの在庫不足につながっている。自動車・同部品を除いたベースの製造業生産は0.4%上昇。前月は0.5%上昇だった。

  製造業生産指数は第2四半期(4-6月)に年率3.7%上昇した。ただ、自動車・同部品は同22.5%低下した。

  6月の設備稼働率は製造業で75.3%に小幅低下。一方、鉱工業全体の同稼働率は75.4%に上昇した。

詳細:

  • 公益事業の生産は2.7%上昇-冷房の需要拡大が背景
  • 鉱業の生産は1.4%上昇
  • 石油・ガスの掘削は1.9%上昇(前月4.3%上昇)
  • 企業設備の生産は0.6%、建設資材の生産は0.4%それぞれ低下

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:June Factory Production in U.S. Declines Unexpectedly on Autos(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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