コンテンツにスキップする

モルガンS、過去2番目の高利益-投資銀がトレーディング急減を補う

  • 投資銀業務の収入は23億8000万ドル、アナリスト予想20億8000万ドル
  • 債券トレーディング収入は45%減、アナリスト予想下回る

モルガン・スタンレーの4-6月(第2四半期)決算は、投資銀行業務の手数料収入の増加がトレーディング収入の大幅な落ち込みを補い、過去2番目に高い四半期利益となった。

  投資銀業務の収入は23億8000万ドル(約2620億円)と、アナリスト予想の20億8000万ドルを上回った。一方で債券トレーディング収入は、新型コロナウイルス禍がボラティリティーを高めた前年同期に比べ45%急減した。

  モルガン・スタンレーは今週決算を発表したJPモルガン・チェースゴールドマン・サックス・グループと同様に、M&A(企業の合併・買収)活況の恩恵を受けた。

  シャロン・イェシャヤ最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「エンジン全開の力強い四半期が続いた。債券トレーディングの減収は同業他社並みで、投資銀業務のパイプラインは強力だ。ウェルスマネジメントは記録的な収入を上げ」、利益率はほぼ28%に達したと語った。

モルガン・スタンレーの41歳女性CFO、決算デビュー近づく

  第2四半期の純利益は34億8000万ドルとなり、前四半期の40億ドルに次ぐ水準となった。

  投資銀業務では助言手数料収入が44%増加、株式引き受けは22%増の10億7000万ドルとなった。

  トレーディング収入は業界全体で昨年水準から減少したが、モルガン・スタンレーでも債券収入が16億8000万ドルに減り、アナリスト予想の19億1000万ドルを下回った。ただ株式トレーディング収入ではゴールドマンから業界首位を奪還した。

  ウェルスマネジメント部門の収入は60億9000万ドル。ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)はウェルスマネジメントおよび資産運用事業の預かり資産で10兆ドルを目標としている。6月末の時点では6兆ドルだった。 モルガン・スタンレーは富裕層など顧客の資産管理が総収入に占める割合を高めることを目指し、昨年にイートン・バンスとEトレード・ファイナンシャルを買収している。

原題:Morgan Stanley Investment-Banking Boom Fuels Profit Gains (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE