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米上院、ウイグル強制労働防止法案を可決-新疆から輸入原則禁止

更新日時
  • 輸入するには生産過程で強制労働が行われていないこと立証する必要
  • 成立には下院の承認と大統領の署名が必要となる

米上院は14日、中国の新疆ウイグル自治区から全ての産品輸入を原則的に禁止する法案を全会一致で可決した。輸入するには生産過程で強制労働が行われていないことを立証する必要がある。

  「ウイグル強制労働防止法案」は国土安全保障省にウイグル族らの抑圧で中国政府に協力している企業・団体のリストを作成するよう義務付けている。米税関・国境警備局(CBP)局長が例外として認めない限り、全ての産品が強制労働の下で作られていると見なす「反証を許す推定」規定も盛り込まれた。

  共和党のマルコ・ルビオ上院議員は「この法案が下院を通過し、大統領が署名すれば、強制労働で生産された製品が米国のサプライチェーンに入り込むのを防ぐ手段が増えることになる」と声明でコメントした。

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  中国商務省の高峰報道官は15日の記者会見で米上院の法案可決について問われ、新疆ウイグル自治区のいわゆる人権・強制労働問題は事実に「完全」に反していると主張。米国の行動は世界的な産業チェーンやサプライチェーンの安全・安定にとって「深刻」な妨げになると述べた。

  さらに米中の第1段階貿易合意は両国と世界に利益をもたらすものであり、合意の履行に向けた雰囲気や環境をつくるため米中が協力すべきだとも語った。

原題:U.S. Senate Backs Bill to Ban Xinjiang Goods Unless Waiver Given、China Opposes U.S. Move to Ban Xinjiang Goods: Mofcom(抜粋)

(最終2段落に中国の反応を加え更新します)
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