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モルガン・スタンレーの41歳女性CFO、決算デビュー近づく

更新日時
  • シャロン・イェシャヤ氏はインタビューで自らの経歴について語る
  • ゴーマンCEOからのCFO昇格のオファーは驚きだった

米投資銀行モルガン・スタンレーの4-6月(第2四半期)は過去最高レベルの好決算になると予想されている。その決算発表でウォール街の投資家に数字や戦略について説明するのは、最高財務責任者(CFO)に最近昇格したシャロン・イェシャヤ氏だ。

  モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)が、債券部門のトレーダーだったイェシャヤ氏をチーフ・オブ・スタッフに抜てきした後、同氏の存在は同行の経営幹部の知るところになった。金融業界も近く、イェシャヤ氏をよく知ることになるだろう。

Sharon Yeshaya

シャロン・イェシャヤ氏

出典: モルガン・スタンレー

  イェシャヤ氏(41)はCFO指名以来初のインタビューで、自身の異色の経歴について語った。ジュニアバンカー時代に金融について疑問を抱き、トレーディング部門に飛び込んだが、すぐに2008年金融危機に見舞われた。その後、同部門から異動するために緊張しながら面談に臨んだこともあった。CFO就任前は、投資家向け情報提供(IR)責任者を務めていた。

  イェシャヤ氏の昇格は5月、CEO候補としての地位を固めた白人男性4人の昇進と同時に発表された。この人事はウォール街やワシントンでも話題となり、同行経営陣の多様性の欠如について米上院議員から質問を招く事態になった。

  以下にインタビューの一部を抜粋した。 モルガン・スタンレーは15日午前に4ー6月決算を発表する。

CFO昇格のオファーは驚き

  ゴーマンCEOは私に直接CFO就任に関心があるか尋ねてきた。「私はそんな内容の会話になるとは予想していなかったし、それが次のステップになるとは思っていなかった」

リスクテーク関連の仕事に女性が少ないことについて

  「リスクテーク関連の仕事に就いている女性は少なかった。当時は女性はリスクが取れないか、リスクを取り扱えないという思い込みがあった。しかしここで見落とされているのは、リスクを管理することが仕事だということだ。この仕事はいわば座ってポーカーゲームをすることではないだろう。そこに難しさがあると思う。そもそも誤解に基づいていると思われる汚名を打ち破ろうとしていることになる」

  「女性のマネジングディレクターを今も続ける親しい友人がいる。そのような汚名が恐らく根強く残っていることが問題なのではなく、これらの職務の多くにいまだ女性がほとんどいないということが最も問題だ。そのため自分がどうしてもいなければならない目指すべき場所と若い女性が考えることが難しい」

原題:Morgan Stanley’s CFO Nears Her Debut in Wall Street’s Glare (1)(抜粋)

(最終段落にインタビューの内容を追加して更新します)
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