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日本株続落、感染拡大のリスク回避や円高懸念-東証1部の84%下落

更新日時

東京株式相場は続落。国内の新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中でリスク回避ムードが強まった。米長期金利の低下を受けて外国為替市場では円相場が強含んで推移し、自動車や精密機器など輸出関連が安い。陸運や鉱業、電気・ガスなども下落し、幅広い業種が値下がりした。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約84%を占めた。

  • TOPIXの終値は前日比23.55ポイント(1.2%)安の1939.61
  • 日経平均株価は329円40銭(1.2%)安の2万8279円09銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

ピクテ投信の糸島孝俊ストラテジスト

  • 五輪開催を控えて新型コロナウイルスの感染が一段と拡大するリスクなどがあるため、海外投資家などにとって日本株を積極的に買う理由が乏しい
  • 材料不足で様子見姿勢が強い中で戻り売りが引き続き主体となっている。出来高が少なく短期筋が中心の売買になり、株式指数は上下に振れやすい状況

水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャー

  • 株式相場は夏枯れの様相。前週の下落からの反発基調が弱まった上に買い材料が不足しているため投資家の様子見姿勢が強い
  • 東京五輪の開催を控える中で新型コロナウイルス感染者数が増え、景気の先行き不透明感も根強い
  • バリュエーションが上がらない日本株市場では、業績改善の期待できる企業の決算発表待ちのムードもある

東証33業種

下落率上位鉱業、陸運、その他金融、電気・ガス、精密機器、金属製品、医薬品
上昇率上位鉄鋼

背景

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