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ウェルズ・ファーゴ、融資残高が大幅減-消費者が借り入れ控える

米銀ウェルズ・ファーゴでは4ー6月(第2四半期)、融資の平均残高が急減した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた支援プログラムを背景に、消費者と企業が一段の借り入れを控えたことが背景にある。

  14日の同行発表によると、融資の平均残高は前年同期比12%減の8547億ドル(約94兆3000億円)。同業バンク・オブ・アメリカ(BofA)も、個人向け銀行部門の貸し付けおよびリースの総額が前年同期比で12%減少した。

BofA、純金利収入が予想に届かず-個人向け融資需要が低調

  ただウェルズ・ファーゴは総収入や純利益などについては市場予想を上回り、事業好転に向けたチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)の取り組みが奏功しつつある兆しが示された。貸倒引当金の戻し入れ16億ドルも寄与し、純損益は60億ドルの黒字となった。アナリスト予想は44億ドルの黒字だった。

  シャーフCEOは、利益率押し上げに向けさまざまなコスト削減策も講じてきた。第2四半期の非金利費用は8.3%減の133億ドル。アナリスト予想は7.3%減だった。

  総収入は11%増の203億ドル(市場予想は178億ドル)。純金利収入は11%減の88億ドル(市場予想は10%減)。

  収益性を測るエフィシェンシー・レシオは71%に改善した。

原題:Wells Fargo’s Lending Stalls as Customers Avoid Borrowing (2)(抜粋)

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