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UAE、OPECプラスとの対立解消に前進-サウジと協議

更新日時
  • UAEとサウジ含む協議が継続中、実質的に合意成立と代表の1人
  • UAEは生産のベースライン引き上げ、減産協定の延長支持へ

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の行き詰まり打開に向け、アラブ首長国連邦(UAE)が大きく前進した。来年から同国に生産水準の引き上げを認める妥協案での合意が視野に入った。

  事情に詳しい複数の参加国代表によると、UAEとサウジアラビアを巻き込んだ協議が現在も継続中で、合意が成立するとしても他のOPECプラス参加国の支持が必要になる。参加国代表の1人は実質的に合意が成立したと述べたものの、別の代表は議論が続いているとくぎを刺した。

  UAEエネルギー省は発表文で、協議の存在を認めたものの、OPECプラスとまだ何も合意していないと指摘した。

  それでもこの交渉は、サウジとUAEが緊張緩和に向けて動いていることを示す最初の兆しだ。UAEは今月、減産縮小を決めるOPECプラスの合意を阻止し、両国の異例の対立が表面化していた。

  代表の1人によると、UAEは生産のベースラインを新たに日量365万バレルとすることで合意した。極めて低いと不満を訴えていた現在の約317万バレルから増加する。妥協案に基づき、OPECプラスの減産協定を2022年12月まで延長するサウジの提案を支持する予定だという。

原題:UAE Closes In on Oil Output Deal to Resolve Standoff With OPEC+(抜粋)

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