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アトランタ連銀総裁、高い収監率が雇用目標や経済成長の足かせ

  • 有色人種は刑事司法制度の不釣り合いな対象になっている
  • 米国の収監率は世界で最も高い-経済全体を下押しする要因に

米アトランタ連銀のボスティック総裁は13日、有色人種や先住民で顕著な米国の高い収監率は経済が潜在力を最大限発揮する能力や労働市場の制約になっているとの認識を示した。  

  米金融当局の「人種差別と経済」シリーズの刑事司法をテーマとする会合で、ボスティック総裁は「収監は最大限の雇用の目標を達成する能力の足かせだ」と語った。

  また、米国の収監率は世界で最も高く、元受刑者は職を見つけにくく、生涯賃金もかなり低めで、経済全体を下押しする要因だと指摘した。

Federal Reserve Bank Of Atlanta President Raphael Bostic Speaks At Harvard Business School Club

ボスティック総裁

  「収監と刑事司法のあり方は世界的な競争力を損なう」と発言。収監とその対象者は「人種に基づく雇用、収入、貧富の格差を悪化させる影響をもたらしかねない。経済的流動性や回復力を限定し、究極的には労働市場に制約を加え、経済全体の実績を損ねる恐れがある」との懸念を示した。

  また、収監されている黒人やラテン系、先住民の割合が異常に高く、刑事司法制度の不釣り合いな対象になっていると言及した。

原題:
Incarceration Is Drag on Fed Jobs Goal, U.S. Growth, Bostic Says(抜粋)

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