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インフレに無頓着な債券市場に要注意-ブリッジウォーター共同CIO

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米ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツでサステナビリティー(持続可能性)の共同最高投資責任者(CIO)を務めるカレン・カーニオルタンブール氏は、米消費者物価指数(CPI)が2008年以来の大幅上昇となったことについて、一過性に終わるとする債券市場の見方を投資家はうのみにするべきではないとの考えを示した。

  カーニオルタンブール氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「債券市場は『大したことではない。一過性のものだ。それ以上に、政策当局者らがインフレに対応して動く必要はまったくない』という非常に明確なメッセージを送っている」と発言。「そうなる可能性はかなり低いと思う」と述べた。

  6月の米CPIは前月比0.9%上昇。前年同月比では5.4%上昇した。食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比4.5%上昇と、1991年11月以来の大きな伸びを示した。米10年債利回りは午後になって1.41%付近に上昇したものの、3月末時点の1.77%を下回っている。

ブリッジウォーターのカレン・カーニオルタンブール氏

Source: Bloomberg

  米金融当局による政策介入がない場合、投資家はインフレを動因とした市場の乱高下に備えるべきだと、カーニオルタンブール氏は指摘。物価上昇の変動が大きい状況においては、為替のエクスポージャーが特に大きな影響を受けやすいと話した。

原題:
Bridgewater’s Karniol-Tambour Says Bonds Complacent on Inflation(抜粋)

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