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ゴールドマン、投資銀の好調がトレーディング減速補う-純利益は増加

  • 投資銀行業務の収入は前年同期比36%増-M&A助言が83%増加
  • トレーディング収入は49億ドルに減少、債券トレーディングが45%減

ゴールドマン・サックス・グループの4-6月(第2四半期)は、M&A(企業の合併・買収)助言を中心とした投資銀行業務の収入増がトレーディングの減速を補い、純利益はアナリスト予想を上回った。

  M&A助言の手数料収入が83%増えて投資銀行業務は前年同期比36%の増収となり、市場予想を上回った。トレーディング収入は新型コロナウイルス流行を背景に活況を呈した1年前に比べ、大幅に落ち込んだ。

  デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は13日の発表資料で、「第2四半期の業績と上期の記録的な収益は、当社の顧客基盤の強さと戦略的優先課題での継続的な進展を示した」と自賛した。

  新型コロナ禍からの回復の中で上期の世界のM&Aは過去最高の2兆5000億ドル(約276兆円)規模に達しており、この傾向は続く見込みだ。

  ゴールドマンの第2四半期投資銀収入は36億1000万ドルと、アナリスト予想の29億2000万ドルを上回った。完了していないM&A案件は同四半期末時点で過去最高水準だったという。

  トレーディング収入は49億ドル。前年同期は71億8000万ドルだった。債券トレーディング収入が45%減少した。

  オルタナティブ投資プラットフォームを含む資産運用事業の収入は前年同期の2倍強の51億3000万ドル、個人向け銀行事業では同41%増となった。

  純利益は54億9000万ドルと、四半期として過去2番目の高水準。1株当たり利益は15.02ドル。アナリストは調整後1株利益10.14ドルを見込んでいた。

原題:
Goldman Dealmakers’ Bumper Quarter Counters a Slump in Trading(抜粋)

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