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JPモルガン、投資銀行業務の手数料収入が過去最高-M&A急増で

  • ​合併助言や株式・債券の引き受け手数料は前年同期比25%増加
  • 貸倒引当金は予想のほぼ2倍の30億ドルを戻し入れた

米銀JPモルガン・チェースの4-6月(第2四半期)は、M&A(企業の合併・買収)急増で投資銀行業務の手数料収入が四半期として最高となった。

  13日の決算発表によると、合併助言や株式・債券の引き受け手数料は前年同期比25%増加してアナリスト予想を上回り、全行の純利益を119億ドル(約1兆3100億円)に押し上げた。貸倒引当金は予想のほぼ2倍の30億ドルを戻し入れた。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって引き起こされたボラティリティーに乗ったトレーディングはブームが鎮静化したが、2021年1-6月はM&Aが急増した。

ウォール街、今度はM&Aに脚光-トレーディングは後退に向かう

  ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、 投資銀行業務の増収はM&Aの活況と債券資本市場における買収資金調達が原動力になったと説明。「環境改善が続いたため貸倒引当金戻し入れの恩恵を受けたが、これまでに指摘したように、これらをコアあるいは経常的な利益とは見なしていない」と述べた。

  投資銀行業務の手数料収入は35億7000万ドルと、アナリスト予想の31億ドルを上回った。 M&A助言手数料は52%増の9億1600万ドル。債券引き受けは26%増の16億ドル、株式引き受けは9%増の11億ドルだった。

  トレーディング収入は前年同期比30%減の68億ドル。アナリスト予想の64億ドルは上回った。

原題:JPMorgan’s Investment Bankers Notch Record Quarter on M&A Flurry(抜粋)

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