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ゴールドマンが分析、パンデミックが米経済の生産性向上に寄与

  • 職場のデジタル化加速が米経済の生産性を押し上げ-エコノミスト
  • デジタル化の利益が持続可能なら生産性の伸びは逆戻りしない

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって職場のデジタル化が加速し、それが米国経済の生産性押し上げに寄与している。ゴールドマン・サックス・グループがこうした分析結果を公表した。

  ゴールドマンのエコノミストがまとめたリポートによれば、パンデミックが始まって以来、1時間当たりの生産は年率3.1%増と、前回の景気循環局面での同1.4%増を上回った。「生産性の伸びが加速したことはパンデミックの肯定的な面の一つだ」とエコノミストらは指摘している。

  生産性の伸びが最も顕著なのは、バーチャル会議の活用が可能で、出張や交際費といった対面での費用を減らせる余地があるセクターだ。情報技術(IT)や専門サービス、卸売業といったセクターを中心に生産性が伸びた。また小売りセクターではオンラインショッピングが生産性を向上させた。

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  ゴールドマンの分析によれば、オフィスが完全に再開し、従業員が通常業務に戻っても生産性の伸びが巻き戻される可能性は低い。

  同行は「職場のデジタル化がもたらす利益が実際に持続可能であれば、オフィスや対面式の経済が再開しても、こうした傾向の一時停止もしくは逆戻りにはつながらないだろう」と指摘した。

原題:Goldman Says Pandemic Is Shaping a More Productive U.S. Economy(抜粋)

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