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マスク氏、ウォール街の仕事断った過去告白-テクノロジー業界選好で

  • 高報酬の職を複数提示されたという-具体的な金融機関名は語らず
  • ここ数十年のテクノロジー業界の急速な成長でウォール街の魅力後退

電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は12日、テクノロジー分野に注力するため、ウォール街からの誘いを断った過去を明らかにした。

  マスク氏は、2016年のテスラによるソーラーシティー買収を巡るデラウェア州ウィルミントンでの裁判で証言台に立ち、弁護士に対して「ウォール街での高報酬の職を幾つか提示されたが、断った」と語った。具体的な金融機関名などについては言及しなかった。

Billionaire Elon Musk Receives Axel Springer Award

イーロン・マスク氏

Photographer: Liesa Johannssen-Koppitz/Bloomberg

  米ペンシルベニア大学で学んだマスク氏はドット・コム・ブームの時期にシリコンバレーに移った。後にペイパル・ホールディングスに成長する企業を立ち上げ、ペイパルがイーベイに買収された際に初めて大金を手に入れた。

  マスク氏がキャリアをスタートしたころ、ウォール街は野心的な若い大卒者たちにとって金と力を得るコースとして人気があった。ただ、ここ数十年のテクノロジー業界の急速な成長で、その輝きはあせつつある。

  テクノロジー業界は突如としてたくさんのビリオネアを生み出し、今や非常に魅力的でもうかる可能性のあるキャリア機会を提供している。特に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中で、テクノロジー業界は働き方の柔軟性という意味でもより融通が利くと見られている。対照的に、ウォール街の金融機関の多くは従業員にオフィスへの完全復帰を促している。

マスク氏の証言の詳細はこちら

原題:Musk Says He Turned Down Wall Street Jobs to Focus on Tech (1)(抜粋)

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