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ビットコイン、リスク調整後パフォーマンスは資産クラスで最悪の部類

  • 年初来で16%上昇も、ジェットコースターのような変動の大きさ
  • ゴールドマン作成シャープレシオでは株式の主要指数や業種を下回る

暗号資産(仮想通貨)ビットコインは年初来で約16%上昇している。あり得ないような大きな上昇率ではないが、堅調なパフォーマンスだ。ただ、この16%に至るまではジェットコースターのような動きで、1月から4月に一時115%超上昇する局面があり、その後50%余り下落した。

  ビットコインや、あらゆる仮想通貨でこうしたリターンを手にするには、ある程度の胆力が必要だということだ。

  だが、それは割に合っているのだろうか。

  ゴールドマン・サックス・グループが作成した資産クラスごとのリスク調整後リターンでは、ビットコインは現時点で最下位付近にある。

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ゴールドマン・サックス・グループ

  シャープレシオ(リスク1単位当たりのリターンの大きさを測る指標)を得るため、リターンをボラティリティーで調整すると、ビットコインは金や米国債をやや上回るが、株式の主要指数やセクターを基本的に全て下回る。ビットコイン支持派が主張する「資産価値の保全」という点では、米国債をアウトパフォームしていることから一定の慰めを得られるかもしれないが、実際問題としてビットコインのように値上がり狙いで米国債を買う人はあまりいない。

  もちろん、ビットコイン自体は資産クラスではなく、資産クラスというくくりなら「仮想通貨」にすべきだとの意見もある。しかしその場合でも、ビットコインは仮想通貨の中で年初来の騰落率が最低の部類に入る。

原題:
Risk-Adjusted, Bitcoin Is One of Worst-Performing Asset Classes(抜粋)

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