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イエレン財務長官、米欧関係の修復推進-対中国・ロシアで協調訴え

  • ルールに基づく国際秩序への脅威に警鐘-3カ国を名指し
  • 開放性や公正な競争などの原則に対する脅威に立ち向かう必要

イエレン米財務長官は12日、中国とロシアと向き合うための支援を欧州連合(EU)に要請し、米国とEUの関係を修復する必要性を新たに主張した。

  イエレン長官は財務長官としては初めてブリュッセルを訪問し、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で演説。米・EUのパートナーシップと第2次世界大戦後に構築された「ルールに基づく国際秩序」を再確認した上で、こうした秩序を危険にさらしたとして3カ国を名指しした。

  イエレン氏は「開放性と公正な競争、透明性、説明責任の原則に対する脅威に、われわれは一体となって立ち向かう必要がある」と指摘。

  「こうした課題には、中国の不公正な経済慣行や有害な行動、人権侵害のほか、ベラルーシのルカシェンコ政権下で続く不正、ロシアで続き、さらに拡大している有害な行動が含まれる」と述べ、ロシアと中国に対しこれまでになく辛辣(しんらつ)な批判を展開した。

  こうした発言は、トランプ前大統領の下でぎくしゃくした欧米の関係を修復したいというバイデン大統領の意向を浮き彫りにしている。

原題:
Yellen Looks to Revive U.S.-EU Ties in Facing Down China, Russia(抜粋)

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