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【新型コロナ】J&J製ワクチンに副反応警告追加-豪バブル計画遅延

更新日時
  • NY市のコロナ感染増加傾向-デルタ株広がる中でワクチン接種鈍化
  • 英政府科学顧問、イングランド制限解除後の大きなリスクを警告

米保健当局は米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンを接種した一部の人に、免疫系が神経を攻撃するギラン・バレー症候群がみられたとの報告を注視している。米疾病対策センター(CDC)によれば、J&J製ワクチンを接種した約1280万人中約100人が発症したと暫定報告されており、近く開くワクチン諮問委員会で討議する予定。

  J&Jはギラン・バレー症候群を巡り米食品医薬品局(FDA)と協議していると明らかにした。同社はギラン・バレー症候群の発生率は非常に低いと説明した。一方、FDAはJ&J製ワクチンにギラン・バレー症候群の警告を追加することを確認した。ただ同ワクチンが発症の原因だと断定するにはデータが不足しているとした。

J&J製ワクチンにギラン・バレー症候群の副反応リスク追加-米当局

   オーストラリアは新型コロナ対策の隔離措置なしでシンガポールとの自由な往来を可能にする「トラベルバブル」の実施を確約しているものの、シドニーでの感染拡大により、始まるのは年末に近い時期になる見通しだ。同国の駐シンガポール外交官が明らかにした。シドニーのコロナ入院患者は65人に増加し、当局が移動制限を強化する可能性が高まった。

  欧州ではフランスとギリシャが少なくとも一部の市民に接種を義務付ける計画だ。  

  ジョンソン英首相はイングランドの残るほとんど全ての制限措置を解除する準備を進める中、国民に警戒を続けるよう警告した。英政府の科学顧問らは、イングランドの制限措置が来週解除された後、医療体制のひっ迫やワクチンが効かない新たな変異株の出現のほか、1日当たりのコロナ死者数が最大200人まで増加する大きなリスクがあると指摘した。

英国、イングランドのコロナ制限を19日に撤廃-感染急増でも変更なし

  米国では11日終了週の新規感染者数が前週から47%増と、昨年4月以来の高い伸びとなった。同国ではワクチン接種ペースが鈍化する中でインドで最初に確認されたデルタ変異株が広がっている。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は「イデオロギー的な硬直性」が接種を妨げていると指摘した。

  米ニューヨーク市で新型コロナの新規感染者数が数カ月ぶりに増加傾向にある。デルタ変異株の広がりが勢いづく中、市内の一部地区ではワクチン接種率が低水準にとどまっている。

NY市のコロナ感染が増加傾向-デルタ株広がる中でワクチン接種鈍化

  米ファイザーは新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)の緊急使用許可(EUA)申請計画を巡り、12日に米保健当局者と協議すると発表した。

  台湾積体電路製造(TSMC)と、鴻海精密工業(フォックスコン)傘下の永齢健康基金会は独ビオンテックのワクチン1000万回分購入で合意した。購入したワクチンは台湾に無償提供する予定。台湾とビオンテックのワクチンを巡る交渉はこの数カ月間、行き詰まっていた。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億8720万人、死者数は403万人をそれぞれ超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計34億4000万回を上回った。  

原題:U.S. Cases Soar; New Side Effect Tied to J&J shot: Virus Update、J&J Has Been in Talks With FDA on Guillain-Barré Cases、FDA Adds Guillain-Barre Syndrome Warning to J&J Vaccine(抜粋)

(豪州とシンガポールのトラベルバブルの情報などを追加して更新します)
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