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HSBCが社内の「階層文化」に大なた、幹部に管理体制変更を通知

  • 最上位4ランクを3ランクに統合へ、ブルームバーグが社内文書確認
  • 給与や条件に影響ないが実質降格の懸念がある-関係者

英銀HSBCホールディングスは社内の「階層文化」を改革する意向だ。同行の合理化策は上級幹部にも及んだ。

  人事責任者エレイン・アーデン氏は社内文書で、今後数カ月に数百人の上級管理職は組織内の階層が変わると通知した。ブルームバーグニュースが文書を確認した。

  この文書によると、HSBCは同業他社に比べて管理体制が複雑で、「役職の序列を決める上で」一貫性に欠いていたことが判明した。このため9月から、最上位の4ランクを3ランクへと統合していく計画だという。

  HSBCは電子メールで配布した発表文で、「徹底した見直しを経て、簡素化した経営体制を築きつつある。範囲と責任を明確にし、社内の変革を加速させるとともに成長をけん引できるようにする」と説明。「今回の変更で従業員の契約上の利益に変化が生じることはない」と続けた。

  HSBCには現在、グループマネジングディレクター、グループゼネラルマネジャーに加え、GCB1、GCB2と呼ばれる幹部ランクがある。新体制ではグループエグゼクティブ、ゼネラルマネジャー、マネジングディレクターの3つに簡素化される。

  事情に詳しい関係者によると、この変更で給与や条件に影響は生じないものの、実質的な降格を意味するのではないかとの懸念が一部にある。

原題:
HSBC Tells Senior Executives to Prepare for Management Revamp(抜粋)

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